主人公の阿良々木暦が怪異関係の事件を解決する物語シリーズ。物語シリーズの大きな特徴が独特な会話劇です。化物語を始めとする物語シリーズの独特な会話劇に魅了された方も多いのではないでしょうか。そんな物語シリーズの会話劇の中には、多くの名言があります。
そこで、会話劇が魅力の物語シリーズで登場した名言を作品別に紹介します。
物語シリーズ:ファーストシーズンの名言
物語シリーズ「化物語」の名言
誰にでも優しいって、やっぱり無責任だからね。
羽川翼
誰にでも優しさを振りまく八方美人のような人は、結局のところ特定の誰かに対して特別な優しさを与えることができないのかもしれません。
そんな人と人の繋がりを考えさせられる名言です。
忙しいなんて言葉は時間の配分ができない人間の言い訳ですよ。
八九寺真宵
よく忙しい忙しいなんて言っている忙しい自慢をする人は、ただ時間配分ができないダメ人間というわけですね。
忙しい自慢に忙しい人にビシッと言ってやりたい名言です。
この世には、いい人間がいる。たったそれだけのことで、救われた気分になる。
阿良々木暦
自分がピンチのときに助けてくれる人がいる。誰かがピンチのときその人を助けてあげられる存在になる。そうやって助け合える人間関係って良いですね。
物語シリーズ「傷物語」の名言
相手のために死ねないのなら、私はその人を友達とは呼ばない。
羽川翼
自分の命を懸けられるような相手こそが本当の友達であり、そうじゃなければ上っ面だけの友達なのかもしれませんね。
友達をとても大事な存在だと認識している羽川だからこその名言です。
友達を作ると、人間強度が下がるから。
阿良々木暦
友達を作ることで、情に流されて冷静に物事を判断できなくなると考える阿良々木の名言です。しかし、当の阿良々木は他人のために行動を起こすことができる優しい心の持ち主です。そんなギャップも彼の魅力の一つです。
また、このセリフを聞くと何だか凄い救われた気分になります。友達いないので…
物語シリーズ「偽物語」の名言
試合に負けて、勝負に負けて…それでも、自分に負けなきゃ、負けじゃねー。
阿良々木火燐
どんなに負けようとも自分に負けない限り、本当の意味で負けではない。何度も何度も負けても立ち上がって、敵に立ち向かう精神力を持つ阿良々木火燐のポリシーとも呼べる名言です。
正義の第一条件は正しいことじゃない。強いことだ。だから正義は勝つんだ。
阿良々木暦
正義について説く阿良々木の名言です。
正義は勝つ!正義を貫くのなら、まずは強くなること!
そこに本物になろうという意志があるだけ、偽物の方が本物より本物だ。
貝木泥舟
本物だから必ずしも価値があるのではなく、偽物でも本物になろうともがいているのであれば、その頑張りにこそ真の価値があるのかもしれません。
物語シリーズ「猫物語(黒)」の名言
助けてって言わなきゃ、助けを求めたことにならないわけでもないだろう?好きって言わなきゃ、好きってことにならないわけでもないように。
忍野メメ
世の中、助けての一言が言えない人も多いですが、何かしら助けを求めているサインがあるはずです。そんなサインを見逃さないであげることが、誰かの命を救うことにも繋がるのかもしれませんね。
どうにも学校って空間には、誰かを好きにならなきゃならないっていう変な圧力があるとは思わないか?
阿良々木暦
めっちゃ思う!
気が合う人がいれば仲良くすれば良いし、一人が良いのであれば一人でいればいいと思う。けど、誰かと一緒にいないといけないみたいな変な空気が流れているのも事実。
物語シリーズ:セカンドシーズンの名言
物語シリーズ「猫物語(白)」の名言
さっきお前も言ったじゃねーか。どうなろうと全部お前だよ。変わってもお前だ。安心しろ。そこで変に甘やかしたりはしない。嫌な奴になったら嫌ってやる。悪いことしたら怒ってやる。恨まれたら叱ってやる。頭が悪くなったら…まあ、僕が勉強を教えてやるし。
阿良々木暦
猫物語(白)のメインキャラの羽川に対して、どんなに姿形が変わろうとこれからも自分たちの関係は何も変わることはないという阿良々木の優しさと力強さが分かる名言です。
物語シリーズ「傾物語」の名言
人は一人で勝手に助かるだけ。誰かが誰かを助けることなどできない。
忍野メメ
忍野メメの魅力が詰まった名言です。
助けてあげたとは言わず、助かったのはそいつ自身の力で助かったのだと、誰かを救ってもそれは自分のおかけではないとする辺り、忍野メメのかっこよさを感じます。
阿良々木くんは、本当に優しいよね。その優しさで一体どれほどの人間を傷つければ気が済むんだろうね?
忍野忍
優しさは時に人を傷つけるもの。優しいだけではダメなのかもしれませんね。
物語シリーズ「囮物語」の名言
そうやって逃げていても、物事ってのは解決しないんだぜ。
阿良々気暦
逃げて目を逸らすことができても、何も解決はしていない。本当に何とかしたい物事があるのなら、逃げてはいけない。
人はいつまでも被害者でいられるわけじゃないからね。被害者でいる時と加害者でいる時があるだけだ。それでも君はまだ被害者のつもりなのかな?
忍野扇
被害者だった人が気付いたら加害者側になってしまうことってよくあることなのかもしれませんね。
物語シリーズ「鬼物語」の名言
誤解を解く努力をしないと言うのは、嘘を付いているのと同じなんだよ。
臥煙伊豆湖
誤解されて相手に間違った認識を与えたとして、それは違うと説明できなければ嘘を伝えたことと何ら変わりない。誤解を与えてしまったのであれば、誤解を解けるように努力して真実を伝えてあげることが大切です。
所詮、肝心なところで頼りになるのは自分だけだよ。
斧乃木余接
どんな時でも誰かが助けてくれるわけではないですからね。結局は自分の力を信じるしかないのです。
物語シリーズ「恋物語」の名言
恋は人を強くすることもあれば、人をだめにすることもある。
貝木泥舟
好きな人のために頑張ろうとする人もいれば、恋することで他のことが見えなくなってしまう人もいますよね。
創作は恥ずかしいものだし、それに夢も恥ずかしいものだ。それは仕方がない。当たり前のことだ。だが、少なくともそんな風に自分で卑下していいものじゃないんだぞ。
貝木泥舟
どんな作品であれ、自分が創作した作品を自分自身で否定するようなことはダメ!自分の作品に自身を持とう!
物語シリーズ「花物語」の名言
たった一度の過ちも許されないというのであれば、人生は窮屈すぎます。
忍野扇
人生何十年もあるのだから、一度くらい過ちを犯してしまってもそれは仕方のないことなのかもしれません。もちろん、過ちを犯したら、それ相応の罰を受けなければいけません。
しかし、だからといって数十年ある人生の中で、一度も過ちを犯さずに一生を終えようと考えるのは、あまりにも大変です。
物語シリーズ:ファイナルシーズンの名言
物語シリーズ「憑物語」の名言
結局、人間ってのはみんな、思いのほか口が軽いようでいて口が重い。ちゃんとしていない世の中を、ちゃんとしている風に見せられるくらいには。
斧乃木余接
世の中は欠陥だらけなのに、多くの人がその欠陥を見て見ぬ振りをしている。今の日本のことかな?笑
物語シリーズ「暦物語」の名言
不安に満ちた心というのは騙されやすい。嘘をつかれても検証する余裕がないからな。
貝木泥舟
詐欺師・貝木泥舟だからこそ言える名言です。
日本でも年々詐欺事件の件数が増えており、不安になってしまうのも仕方ないことですが、不安になりすぎるのもダメですね。
物語シリーズ「終物語」の名言
特別な人間にはなれなくても誰かの特別にはなれるでしょ。
戦場ヶ原ひたぎ
一流のアスリートになったり、何かの世界でトップの存在になれるのは極わずかですが、身近な人の特別な存在になるのは誰にだって頑張ればできるのだと説く名言です。
人は誰かに助けてもらわなきゃ幸せになれない、そんなこともわからない馬鹿が嫌いで嫌いで死にそうだ。
老倉育
言葉に棘はあるけど、人同士の繋がりがいかに大事かが分かる名言ですね。
物語シリーズ名言:まとめ
以上、化物語を始めとする物語シリーズの名言集でした。
物語シリーズは本当に名言が多く、数え切れないほどです。
また、物語シリーズは化物語から終物語まで、作品数も多いので全部観れていない、読めていない人もいるでしょう。どの作品も面白いので時間があるときにでも全部視聴してみてください。
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