【2019年最新版】おすすめのラノベ!超面白い作品を厳選

ラノベ

当記事ではこれまでに様々なラノベを読んできた僕が、おすすめラノベを厳選して紹介しています。

ラノベ初心者の方からラノベマニアの方にもおすすめできる作品だけを厳選!

ジャンル別にラノベを紹介しているので、特定のジャンルが好きな方は、見出しから自分の興味のあるジャンルに飛んでチェックしてみてください。

おすすめのラノベ:異世界/ファンタジー

オーバーロード

リアル世界ではサラリーマンをしている鈴木悟は、一世を風靡したVRゲーム・ユグドラシル内では最強のマジックキャスター。しかし、ユグドラシルはサービス終了を迎えることになる。そしてサービス終了日、鈴木悟はユグドラシルにログインし、惜しみながらもサービス終了の時を迎えようとしていた。しかし、いつまで経ってもサービスは終了しなかった。様子がおかしいと思い、ログアウトしようとするもログアウトできず、ギルド基地・ナザリック地下大墳墓に取り残されてしまった。

異世界ものとか、ファンタジーものの多くは主人公が勇者とか悪に立ち向かう何かですが、オーバーロードでは主人公が骸骨のアンデッドです。しかも、異世界転移後は人間を痛めつけても罪悪感を抱くことがなくなり、まさに悪魔そのもの。

しかし、時折見せる素のサラリーマン鈴木悟としての感情に少しクスッとなります。

また異世界で最強のマジックキャスターとして俺TUEEEするだけではなく、本来の姿を隠して情報収集したり、守護者たちとの絡みなど見所満載です。

六花の勇者

魔人復活を阻止すべく、神に選ばれし6人の勇者が集結した。しかし、集まったのは6人ではなく7人だった。7人の内1人は偽物で勇者たちの敵。自分たちの中に一人敵がいることが分かり、魔人復活を前に勇者たちは疑心暗鬼に陥った。

ファンタジー作品でもあり、ミステリー作品でもある六花の勇者。

ファンタジー世界でのアクションだけではなく、犯人を探すドキドキもあり、ファンタジー要素とミステリー要素の良い所取りをした作品になっています。

ネクストライフ

高校生の山田隆司は合宿中に雪山で遭難し、異世界に転生していた。しかも転移した異世界は、隆司がプレイしていたオンラインゲームと瓜二つの世界だった。そして隆司はアネットと言う少女と出会い、森の中でアネットとモンスターと共に暮らすことになる。

俺TUEEEな展開含めて、異世界転生ものとして若干ありふれた感はありますが、あまり異世界転生もののラノベを読んだことがない方にはおすすめな作品。

ちなみにネクストライフは元々、小説家になろうに投稿されていて、サイト内で人気があり書籍化することになりました。しかし、書籍の方は小説家になろう版と内容が大きく異なっているので、元々のファンの方からは結構批判を食らっています・・・。

とはいえ、小説家になろうで同作品を読んだことがない方は、あまり気にすることもないので、異世界転生ものに興味がある方は一度手に取ってみてはいかがでしょうか。

いつかの空、君との魔法

常にダスト層雲が空を覆っていることで、人々は空の青さを知らなかった。しかし、ヘクセと呼ばれる子供達だけは曇をダスト層曇を払うことができた。そして人々が生きていく中で精霊が欠かせないのだが、精霊不足によって町は危機的状況にあった。ヘクセでありながら高所恐怖症のカリムと幼なじみの揺月は、ダスト層雲を払って精霊を呼ぶため空へ舞う。

過去の出来事がきっかけでカリムと揺月2人の関係に溝が生まれてしまいますが、町の危機を何とかするためヘクセとして再開した2人。次第にお互いの感情が変化していきます。

最近のラノベではあまり見ない純粋で綺麗な物語です。

綺麗なファンタジーを感じられ、主人公たちの青春も感じられる作品に仕上がっています。

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか

女神ヘスティアのファミリアの団員となった駆け出し冒険者のベル・クラネル。しかし、ファミリアのメンバーはヘスティアとベルの2人だけだった。日々の食事のため、ベルは日々ダンジョンに潜り、モンスターと対峙していた。駆け出し冒険者のベルは、低レベルなモンスターしか出ない上層で活動していたのだが、上層にベルよりも遥かに強いモンスター・ミノタウロスが現れてしまう。

ダンまちシリーズ累計発行部数1,200万部突破の大人気ラノベ。

金髪金眼の剣姫アイズ・ヴァレンシュタインとの出会いがきっかけで、どんどん強くなるベル。憧れの人に追いつこうと頑張る姿には心を打たれます。

また、ストーリーだけではなく登場人物も皆魅力的で、一度読み出すとページを捲る指が止まらなくなってしまうほどの良作です。

灰と幻想のグリムガル

ハルヒロたち12人は、目が覚めると月が赤く光る異世界・グリムガルにいた。そして、義勇兵団レッドムーンにて、魔物の存在を知り、義勇兵として魔物と戦うか、町で大人しく暮らすかの選択を与えられた。12人の内の1人レンジは、戦えそうな者だけに声をかけて義勇兵としてパーティを組むことにした。その後、残った者も義勇兵となりパーティを組むことにした。

異世界転生や異世界召喚ものって、転生した時点や召喚された時点でチート的なスキルや身体能力を身に付けているのが定番。しかし、灰と幻想のグリムガルでは、チートスキルは一切なく、始めはゴブリン一体倒すのも難しいほど。

ファンタジーでありながら、リアリティーも持ち合わせた作品は、昨今のラノベ業界ではかなり珍しいラノベ。

灰と幻想のグリムガルは、最近の俺TUEEE作品に飽きている方におすすめのラノベです!

この素晴らしい世界に祝福を!

引きこもりの佐藤和馬は、久しぶりに外に出掛けると、トラックに轢かれそうになっている女性に気付き、命を張って女性を助けるが、自身はショック死してしまい人生を終えてしまう。そして、ひょんなことからヘンテコ女神と共に異世界で第二の人生を送ることになる。

この素晴らしい世界に祝福を!は、異世界を舞台にしたコメディ作品の中では一番おすすめのラノベです。

チートスキルはなく、胸熱展開もなく、とにかくコメディ要素全開のラノベ。ギャグのテンポが良く、笑えるラノベを探している方におすすめです。

また、ただのコメディ作品ではなく、異世界を舞台にしていることで、異世界を活かしたコメディ作品でもあります。

理想のヒモ生活

ブラック企業で働くサラリーマン・山井善治郎は、突如異世界のカープァ王国に召喚され、女王・アウラから結婚を求められる。突然の申し出に当然の如く驚く善治郎。しかし、アウラ側には深い事情があり、善治郎を召喚して結婚を求めてきた。カープァ王国は長きに渡る戦争で王族を次々亡くし、現在の王族はアウラだけとなっていた。そこで、昔異世界に駆け落ちした王族の子孫にあたる善治郎を召喚し、カープァ王国存続のため、善治郎に結婚を求めてきたのだと話す。

結婚するにあたって善治郎は、政治的なことは何もする必要がなく、アウラとの子作りに励むだけという超羨ましい展開。

チートスキルで勇者になったり、冒険者になったりという、よくあるなろう系作品とは少し異なるラノベになっています。

ノーゲーム・ノーライフ

チーターでも勝つことができない天才ゲーマー兄妹の空と白。ゲームで負けたことがない兄妹の元に、唯一神・テトからメールが届く。テトへのメールに返信した空と白は、突如テトが住む異世界へと召喚された。召喚された世界は、全てがゲームで決まる世界だった。

全てがゲームで決まる異世界で、天才ゲーマー兄妹が様々な多種族とゲームで戦うといった内容のラノベ。

人類種と比べて圧倒的な力を持つ他種族に対して、空と白は頭を使いゲームを支配していく様は圧巻。ファンタジー世界を舞台にした頭脳戦を楽しみたい方におすすめのラノベです。

転生したらスライムだった件

大手ゼネコン勤務の三上悟は、後輩の田村と田村の彼女と共に歩いていると、通り魔に襲われてしまい命を落とすことになった。その後、目を覚ますとスライムに転生していた。

スライムと言えば弱いモンスターとして知られていますが、転生する際に様々なスキルを手に入れたことで、転生時点で強キャラとして君臨しています。そのため、スライムなのに強いというギャップが特徴的です。

また転生後は、様々な種族が暮らせる国作りを行ったり、敵対する者達と戦ったりと見所満載です。

Re:ゼロから始める異世界生活

コンビニから帰宅中に異世界に召喚されてしまったナツキ・スバル。召喚後、すぐに異世界のヤンキーらしき者たちに絡まれてしまい危険な状況に陥ってしまう。しかし、絶体絶命の状況に現れた銀髪ハーフエルフの少女に助けられる。助けてもらったお礼として、少女の探し物を共に探すことにしたのだが、正体不明の誰かに襲われてしまい命を落とすことになる。

死ぬことでタイムリープできる能力を使い、目の前に現れる残酷な運命を乗り越えていく異世界ファンタジー。

とにかくスバルに降り注ぐ運命が残酷で、どんどん精神が蝕まれていくのですが、それでも残酷な運命に立ち向かうスバルの姿に胸を打たれました。

おすすめのラノベ:ミステリー/サスペンス

扉の外

突如どこか分からない閉鎖空間に閉じ込められてしまった千葉紀之たちクラスメイト。状況を掴みきれない中、人工知能のソフィアが目の前に現れる。ソフィアは自分の言うことに従ってさえいれば命を失うことはないと話す。千葉紀之を除いたクラスメイトはソフィアの言うことに従うことにするが、千葉紀之だけは拒絶した。

電撃小説大賞で金賞を受賞したラノベなだけあり、読者を物語に引き込むだけの力を持った作品。訳も分からないままに閉鎖空間に閉じ込められたクラスメイトたちの集団心理を描いていて、小さな空間で登場人物たちの感情が変化していく様子が特に作品の見所です。

神様のメモ帳

人と関わろうとしない高校生の藤島鳴海だったが、園芸部の篠崎彩夏と出会い、園芸部に入部し、歓迎会と称して鳴海は彩夏のバイト先であるラーメン屋に行くことになる。ラーメン屋「ラーメンはなまる」で、元ボクサーのテツ、軍オタのテツ、ヒモのヒロ、そして探偵を名乗る少女アリスと出会う。共通点のなさそうな彼等彼女らだが、一つだけ全員に共通していることがある。それは全員ニートであること。ニート探偵のアリスとの出会いによって、鳴海の生活は大きく変わっていく。

鳴海とニート探偵アリスたちが町で起こる様々な事件を解決してくお話です。ドラッグからヤクザ絡みの事件から、バカバカしい事件まであります。ほのぼのした話しもありますが、事件の裏にある人々の切ない思いに胸を打たれます。そして、結局は人との繋がりって大事だなと感じられるラノベになっています。

櫻子さんの足下には死体が埋まっている

普通の男子高校生の館脇正太郎は、今時携帯電話も持っていない屋敷に住む骨大好きお嬢様・九条櫻子と出会い、様々な事件に巻き込まれることになる。事件先では標本士の資格を持っており、さらに検死もできる櫻子が推理を行い、正太郎は助手として櫻子に手を貸している。

これまでのラノベに骨が好きな女性キャラは恐らくいないと思いますし、骨に関する知識を駆使して事件を解決する展開もかなり珍しいです。また、明るい話だけではなく、シリアスで重い話もあり、読み応えあり。骨をテーマにした珍しいライトミステリーとして読んでみる価値ありです。

ビブリア古書堂の事件手帖

古本屋であるビブリア古書堂の店主は、古書に関してかなりの知識を有している人見知りの若い女性。彼女の名前は篠川栞子。元々店主であった父親が他界したことから、古本屋の店主を引き継ぐことになった。栞子が店主を務めるビブリア古書堂には、お客が訳ありな古書を持ってくることもあり、栞子は古書の謎を解き明かしていく。

古書がテーマのラノベ。栞子の抜群の洞察力と推理力で古書の謎を解き明かしていく物語。ドラマ化もされていますが、原作小説はドラマとは違った雰囲気があり、ドラマで観たことがある方にもおすすめです。また、気軽に読みやすいので、これまでにミステリー小説を読んだことがなくても楽しめる内容になっています。

珈琲店タレーランの事件簿

珈琲好きの青年・青野大和は、たまたま入店した珈琲店「タレーラン」で女性バリスタの切間美星と理想の珈琲に出会う。財布を落としてしまったことに気付いた青野は、後日支払いを済ませにお店に来ると言いお店を後にした。それから1週間後、タレーランに立ち寄った青野は、その場で美星の推理を目の当たりにする。

しっかり伏線が張り巡らされていて、日常の謎を楽しめる作品。またテンポが良く、気軽に読みやすいのも特徴です。あと珈琲の知識も披露されていて、珈琲好きにもおすすめのラノベです。

氷菓(古典部シリーズ)

やらなくていいことはやらない主義の折木奉太郎は、姉の勧めで廃部間際の古典部に入部することになった。そして、古典部で一人の少女と出会う。それが千反田える。基本的に大人しいのだが、一度興味が沸くと好奇心を抑えることができなくなる性格。奉太郎がえると出会ってから、様々な日常の謎に巻き込まれ、えるから推理力を見込まれた奉太郎は面倒くさがりながらも謎を解き明かしていく。

省エネな人生を望む奉太郎と、気になったら好奇心が抑えられないえる。2人ともキャラが立っていて、とても魅力的です。また学校を舞台にした日常の謎を解き明かしていく奉太郎の推理力はお見事です。

舞台が高校で高校生たちの青春ミステリーといった趣きもあるので、ミステリー作品に興味がない方でも読みやすく、多くの方が楽しめる作品です。

おすすめのラノベ:ラブコメ

継母の連れ子が元カノだった

中学時代恋人だった伊万里水斗と綾井結女だったが、些細なことで苛立つようになり中学を卒業すると同時に分かれることにした。しかし、高校入学前に親の再婚相手の連れ子として再会することになる。再開した2人はお互いに相手を異性として意識しないようにする。

元恋人が再婚相手の連れ子という面白展開。元恋人同士がまさかの展開で一緒に暮らすことになり、異性として意識しないようにするも気になってしまう・・・。お互いの相手に対する感情とか行動に、ついニヤニヤしてしまう激甘なラブコメラノベです。

妹さえいればいい。

妹がいないのに、妹という存在が大好きな小説家・羽島伊月。そんな妹大好きな伊月は、日々ライバル小説家や編集者、同級生などの個性的な面子と賑やかな日常を送っていた。

「僕は友達が少ない」の作者・平坂読が描く青春ラブコメ。ラノベのラブコメ作品と言えば多くが高校生がメインキャラですが、「妹さえいればいい。」のメインキャラのほとんどが成人済み。

とはいえ、大人の恋愛物語的な重い話しではなく、ラノベ業界のネタやメインキャラ達のラブコメなど、気軽に読める内容で非常に読みやすいです。またずっと日常ラブコメをやっているわけではなく、伊月を始めメインキャラ皆それぞれに心の闇や葛藤を抱えており、物語が進むにつれてそれらが明らかになっていきます。

異能バトルは日常系のなかで

厨二病を拗らせた高校生・安藤寿来を含めた文芸部メンバー5人はある日、突然異能の力を手に入れることになる。元厨二病の神崎灯代は時間制御、安藤の幼馴染みの櫛川鳩子は風・火・水・土・光を操ることができ、文芸部の部長である高梨彩弓は触った物体を元々のあるべき姿に戻す能力、小学生だけど頻繁に文芸部に遊びに来る姫木千冬は創造。安藤以外の4人は超強力な異能を手に入れたのだが、厨二病拗らせ中の安藤が手に入れた異能は生温い黒い炎を操れる能力だった。

突如異能を手に入れた文芸部メンバーですが、特に異能バトルに巻き込まれることもなく、異能で遊びながら穏やかな日常を送る5人。もちろん、ただ文芸部の日常を描いたラノベではなく、安藤と文芸部メンバーなどの女性陣との恋愛を描いたラブコメ作品です。

コメディ要素とシリアス要素のメリハリがしっかりしており、笑えるシーンは笑えて、物語の根幹はシリアスに描かれています。ただラブコメを楽しむだけではなく、涙腺が刺激されるようなうるっとくるシーンもあり、読みやすいのですが読み応えもあります。

おすすめのラノベ:日常系

GJ部

高校入学後、どこかの部活に入部しようと考えていた四ノ宮京夜だったが、GJ部なる謎の部活のメンバーから捕獲されてしまう。そして強引にGJ部に入部させられた四ノ宮は、キョロと呼ばれ個性豊かなGJ部メンバーと活動内容が不明の部活で活動することになる。

特に物語と言えるような出来事はなく、GJ部を舞台に四ノ宮を始め、GJ部メンバーの日常を描いたかなり緩い作品です。ラノベの中でも一番と言ってもいい位、ほのぼのとしていて緩い内容です。

ちょっとした空き時間とか、疲れているときとかでも、気軽に読みやすくて癒やされます。

人生

第二新聞部に入部した赤松勇樹は、校内で発行される新聞のお悩み相談コーナーの執筆を同級生の女子3人と共に行うことに・・・。理系の遠藤梨乃、文系の九条ふみ、体育会系の鈴木いくみの3人が回答係になり、3人の回答をまとめるのが勇樹の役割になった。

第二新聞部のお悩み相談コーナーをテーマに、高校生たちの日常系ラノベ。理系、文系、体育会系の3人がそれぞれの個性を活かした回答をして、わちゃわちゃするほのぼのした内容です。

また短編集なので、一つ一つの話しが長くなく、普段小説などをあまり読まない方でも読みやすいです。またコメディのキレも良く、コメディ小説としても楽しめます。

おすすめのラノベ:まとめ

今回紹介したラノベは、数多あるラノベの中から厳選したおすすめのラノベです。

ですので、気になるラノベがあったら是非買って読んでみてください。


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